トレードしたらメシうま

弱小トレーダーの売買記録。メシうまになるかメシまずになるか・・

2月10日 メシうま 特選和牛コース

2月10日の売買記録です。

 

今日は清々しい朝でした。

空気がとても澄んだ、冬らしい朝。

 

そんな朝に、ついに出会ってしまいました。

去年からこの界隈で噂になっていたアイツと。

 

地元が一緒なので噂になる前から見かけてはいたのですが、

僕はアイツに近づくことはありませんでした。

 

たぶん、僕は手を出してはいけないのだろう。

きっと中身は僕のタイプではないはずだ。

 

そう思ってました。

 

・・いや、もしかしたら傷つくのが怖くて

言い訳のようにそう思いこんでいたのかもしれません。

 

でも、今朝は何だか妙に惹かれてしまい

つい声をかけてしまいました。

 

そうしたら、ポンポンと僕の気持ち(懐)が、あたたかくなっていきました。

 

 

「コイツのことを、誤解していたのかもしれない」

 

 

そう思ってしまうほど、一緒にいる時間が僕を楽しくさせてくれます。

 

でも、これだけ魅力のあるコイツはいろんなやつと遊んでます。

今にも他のやつから呼び出しがかかりそうな雰囲気を感じます。

向こうから離れていかれるのは辛いので、

 

「今日はこのへんにしておこうか?」

 

そう、アイツに言いかけましたが、

結局、僕はアイツの魅力にやられてしまい、

もうちょっとだけ一緒にいることにしました。

 

 

その時でした。

 

アイツは急に僕の元を離れていきました。

 

 

僕の鼓動は激しく脈打ちます。

 

ん…?どうした?! もう一緒にいてはいけないのか?!

傷の浅いうちに諦めるべきか?!

 

そんな僕を試すかのように

アイツはもう一度僕のそばまで近づいてきました。

 

 

傷を負ってでもアイツの元に近づくべきか?

アイツはまた戻ってくるはずだ。ここで待つべきか?

 

僕は迷った末、 

ちょっとだけ傷を負う覚悟で、

少しだけ近寄って待ってみることにしました。

 

 

『お前は私なんかと遊んでいいレベルじゃねーんだよww』

 

そんな声が聞こえてきた気がします。

僕が歩み寄った場所からさえも、アイツはどんどん離れていきました。

 

 

そこで一旦アイツのことは諦めました。

 

 

25,000円ほどを持っていかれました。

 

 

でも、悔しくて、アイツを追いかけてしまいました。

 

 

更に6,000円ほどを持ってかれました。

 

 

『バ~~カ!ww』

 

現実なのか幻聴なのかはわかりません。

 

 

ヤケになり、更に僕は追い続けました。

 

少しずつお金を返してもらえていたのですが、

 

 

『バ~~~~カ!!ww』

 

 

また更に8,000円ほど持っていかれました。

 

 

なぜ、最初のあのとき予感を信じて手を引かなかったのだろう…

あそこで手を引いていたら今日の景色はもっと違ったんだろうな…

アレ…?  涙が……

 

 

そんな傷心の僕に気付いたのか、

アイツは最初に僕と会った所まで戻ってきてました。

 

『ゴメン、ゴメン。ちょっと急用ができちゃって。済んだからもう大丈夫だよ~』

 

 

やっぱりあれは幻聴だったのか。

お前のことをなんだか勝手に悪いほうに決めつけちゃってた。

ただ待ってれば良かったんだな。

(そうしてたら、今ごろ僕の懐はウハウハだったんだな……)

 

 

アイツはまた僕を楽しくさせてくれました。

 

勝手に負ってしまった傷も、かなり小さく塞がり

もっと仲良くなってみようかな、と考えました。

 

 

そう考えてしまったのです。

 

 

 

新たに、10,000円を持っていかれてしまいました。

 

 

アイツが僕のことを

心配そうにみていたのか、

ニヤリと不敵な笑みを浮かべていたのか、

 

僕の視界はまたボヤけてしまっていたので、はっきりとはわかりません。

なにか、声をかけてくれていた気もしますが、それもはっきりしません。

 

ただ、次は自信をもってアイツと向き合えるようになろうと決め、

僕は、精一杯の強がりでアイツと別れました。

 

 

 「…今日はありがとう。(僕はあちこち痛いけど…)楽しかったよ。

 また機会があったら遊んでくれよ。じゃあな、インスペック

 

 

 

 

6656 インスペック -13,628

9758 ジャパンシステム 992

3161 アゼアス -912

 

計 -13,548